お世話になりました

「ずいぶん長いことお世話になったから、
そろそろ送ってって欲しいんだけど」

朝の食卓に着くと決まってお袋さまはこうおっしゃる。
これを正攻法で、

「お家はここだけだからね。
帰る場所は無いんだよ」

と応えると、大変なことになります。

「そんなことないでしょう。
だって、長いこと留守にしてるから
あっちの家でも心配してると思うの」

これから先は話が堂々巡り。
お袋さまのいう『あっちの家』は、自分の生まれた家。
市中心部にある小さな山の少し上ったあたりにありました。
その家も20年ほど前に壊され影も形もありません。
跡地は、市の公園になっています。
第一、お袋さまがその家で起居していたのは結婚する22歳まで。
その後、嫁ぎ先では数度転居を繰り返し、
今の家にはかれこれ35年近く住まいしています。
お袋さまの住まいの記憶はどうも嫁ぐまでしかないようです。

で、最近ではこんな風に応えています。

「ずいぶん長いことお世話になったから、
そろそろ送ってって欲しいんだけど」
「そうだねえ、今度のお休みに連れてってあげるよ。
申し訳ないけど、それまでここでゆっくりしていてよ」

5分ぐらいはこれで持ちます。
5分経つと同じことの繰り返し。
少しまいっています。

 

気ぃ悪

今日はね久々の親孝行でして花見ドライブ行きましてん。とはいっても母親が歩けないもんだから車の中からの花見でしてん。しのぶやまは交通規制で入り口に警備員さんが立っていましてん。クルマの窓あけて警備員さんと掛け合って年寄りがいるんだから上に行かせてよと頼みましてん。ほたら、警備員さん上には駐車をするところが無いと頑強に断ってきましてん。こっちも捨て台詞で、年寄りは花見するなということだねと言いましてん。窓閉めてクルマを発車させるとすぐに、こんどは女房がボクに言いましてん。じゃあ通るだけならいいんですかって言えば良かったのにと。プツリときましてん。走り出してからいうなと言いましてん。ちょっこり語気が強かったかもしれません。自宅に戻るまで口きいてくれませんでしてんてんてんてん。

会話の迷路に出口が無い

「うちの息子そっくり」
私の顔をじっと見つめながらお袋様。

「そうかい」
もう慣れっこなのでそのまま他人に成りすます。

「まだ迎えに来ないの」
「あら、迎えにくるの?」
「あら、迎えに来ないの?」そう聞かれるとこちらも困る。

「あのねえ、息子の顔忘れちゃった?」
「忘れるはずないでしょう」と気色ばむお袋様。
「オレが息子だよ」
「そんなわけないでしょう」とさらに気色ばむ。
「オレは母さんの息子だよ」
「そりゃそうでしょう。私の子供に決まってるでしょう」
「?!」

この辺で話が更におかしくなってくる。
もちろん、こちらの頭もおかしくなってくる。

「じゃ、オレは誰?」
「あんたはロクちゃんでしょう」
ロクちゃんというのはお袋様の弟の事で、もう17年前に他界している。
「ロク叔父さんは母さんの弟だよ」
「そんなわけないでしょう」 
「じゃあ、母さんには息子が何人いたの?」
指折り数えて。
「あんたでしょ、ロクちゃんでしょ、二人だよ。
ロクちゃん、帰ってこないの?」
「?!」

ここいらでようやく本人に戻してもらえたらしい私。
この後も延々と不毛の会話が続くと、いい加減こちらが参ってしまう。

少しいらついて、

「オレはねえ、母さんの息子の○○だよ。
ロク叔父さんは母さんの弟なの。
だって歳考えたらわかるでしょう。
ロク叔父さんが母さんの子供だったら、
母さんが・・・4歳ぐらいの時に産まなきゃなんないでしょう。
それにロク叔父さんはとうの昔に亡くなったよ」
などと言おうものなら、

「あら、ロクちゃん亡くなったの?
私、知らなかった。
誰も教えてくれないんだもの。
ホントにロクちゃん亡くなったの」と、
今は亡きロク叔父さんのほうにスイッチが切り替わり、
挙句の果てにパニックをきたし、
皺だらけの手で顔を覆い声を上げて泣き始めることになる。

毎日のように繰り返されることだけど、
こちらもうまく対処できなくなって、
それこそ泣きたくなってくるのです。

眠らせて

眠いのです。某駐車場にとめた車の中でウトウトしています。
昨夜も床に就いている私に、度々声をかけてくれるので、ぐっすり眠れません。
そんなことなど、朝になるとお袋様はすっかり忘れていますから、こちらもほんの少しイラっとします。
とはいえ、朝、自宅を出る時に、玄関先で微笑みながら手をふるお袋様を見ると、イラっとしたことが、ああ親不孝だなあと、反省するのです。
でも、眠い。

おかえりなさい

先日の事、葬儀出席のため会社を抜け出しました。
自宅で着替えを済ませ降りしきる雪の中、隣の町まで車を走らせました。

某会での知人のお父上の告別式で、多くの参列者がお出でです。
故人学生時代の部活動後輩の方が弔辞に立たれましたが、なんと私の出身校の前身です。
まさしく大先輩。

生前故人と旅行した折に母校「青春歌」を肩を組み合い歌った思い出を訥々と述べられました。
「青春歌」は大先輩からずうっと続く母校の絆のようなものです。

春の光のうららかに
溶けて流るる阿武隈の
岸の桜の下蔭に
吹く草笛の音ものどか

いつ歌っても聞いてもいい曲です。
特に甲子園のスタンドで歌ったときは泣けました。
さて、葬儀出席を終えてすっかり圧雪となった道路を帰宅しました。
自宅の前に車を止め早く着替えを済まそうと玄関の戸に手をかけたのですが、なんと鍵がかかっています。

どうやら女房殿はお出かけのご様子。
さて困りました。

あいにく鍵を持っていません。
お袋様は在宅のようなのでチャイムを鳴らしましたが、あんまり慌てさせてけがをさせるかもしれません。
第一、お袋様が一人で留守居をするような時は、チャイムが鳴っても電話が鳴っても出なくていいからねと言ってあります。

庭の方へ回って硝子戸を開けようとしましたがここも施錠されています。
内側の障子戸が開いていて室内を覗くと、先ほどのチャイムでお袋様は案の定ウロウロしています。
ガラスをコツコツ叩くと気づいてくれたので、あのねぇ、ここの鍵開けてちょうだいと申したのですが、どうにも開けられない様子。
しょうがないので、別の硝子戸が開いているかとそちらへ回ればこちらもロックしてあります。
困りました。
雪はさらに降りつのります。
お袋様も一所懸命努力の割には鍵が開きません。

ったく。女房の奴どこへ出かけたのやら。

しようがないので硝子戸越しのお袋様に、玄関回ってと身振り手振り。
玄関の前で待つ事しばし、カチャリという音とともにようやく開きました。

仏様、神様、お袋様、ありがとうございました。
先ほど開かなかった硝子戸をあらためて見ると、開錠防止のロックがかかっており、お袋様はそれがよくわからないようでした。
あのねぇ、こうしてやるんだよと指導はいたしましたが、鍵を持って出るのが一番かもしれません。
良い教訓でした。

ほどなく帰ってきた女房殿。

もちろん言いましたとも、「おかえりなさい」と。何事もなかったように。

早起きは・・・・・・・・・・・・眠い

ぷぅーん。

布団の耳元に弱々しい蚊の羽音がして眼が覚めた。
もう10月半ばなのに、蚊の奴めまだ生きながらえている。
起きたくも無いし刺されたくもないので毛布を頭の上まで被りシェルターにした。
と、左手の甲が猛烈に痒くなってきた。
奴め、既に仕事を成し終えていたとは。
弱々しい割には意外に仕事が早い。

手の甲を猛烈にかきむしっていると、お袋様の隣の部屋の明かりがポッと付いた。
ん、何時だ。
時計を見ると、3時30分。
トイレか。

しばらくしてもトイレに行く気配が無い。
どうやら着替えをしているようだ。
ははん、寝ぼけたな。

「起きたの?」
「ん、着替えしてるの。 起きていいんでしょ」
「まだ、早いよ。 もう少し寝ていていいんだよ」
「あら、そう。 朝じゃないの?」
「まだ3時半だよ」
「あら、そう」

お袋様を寝かしつける。
女房殿はまだ熟睡。

混乱 困惑

「ちょっと話していいかな」

また夢かと思いました。
囁くような声で、「ねえ、聞いていいかい」はっと思って飛び起きました。

夢ではありません。寝ている布団の足元でお袋様が腰をかがめてこちらを窺っています。

「何?トイレがわかんなくなった?」
「違うの。ちょっとこっち来て」

手招きして隣の部屋に行きます。

「どうした?また夢見たの」
「違うの。なんか寝ている間に七男(お袋様の弟)が泊まっていったらしいの。
あんた知らないかい」

知るはずありませんし七男叔父さんも来宅していません。
もちろん泊まってなぞ・・・。

「知らないよ」
「だってここにお布団を丸めて出ていっちゃったんだよ」
「ふ~ん」

こちらは眠いです。

「あのね、来る訳ないじゃん。
オレは昨夜11時に帰って来たんだよ。
そん時さ、母さん起きていたでしょ」
「うん。そうだっけ」
「起きてたの。で、今何時?時計見てごらん」
「さ、三時」
「そうだよね。その間に来る訳ないじゃん」
「そうかなあ」

お袋様は納得できない様子。
「あのね、うちには母さんと女房と自分の三人しかいないの。わかるでしょ?」
「うん、でもあれは夢じゃないよ」
「そうかい。夢だと思うんだけどなあ」
「そうかなあ。私また夢見たのかなあ」
「うん、だからもうベッドに入って寝なさい」

ようやくお袋様を納得させてベッドのもとへ。

「私、ここに寝ていいのかなあ」
自分のベッドの指差して不安そうなお袋様。

「そうだよ。ここは母さんのベッド」
「そうかい、そうだよね」

やっと状況を把握できたのかベッドの上に横になりました。
横になった体に毛布をかけようとしたら、また起き上がって

「父さんには、七男が泊まっていったこと黙ってようね」
「あのね、父さんは7年前に亡くなったでしょ。
七男叔父さんはそのもっと前に亡くなったでしょう」
「あ、そうか。そうだよね」
「わかった?じゃまだ外は真っ暗だから寝ましょ。おやすみ」

まだまだわかっていないようです。
自分はお袋様をベッドの上に寝せてから寝床に戻ったのですが、そのあと女房殿が起きて、眠れない、納得しきれていないお袋様と話をしていたようです。
最近特に夢と現実で混乱してしまうお袋様です。
でもこうして、亡くなった人と頻繁に会えるようですから幸せだと思っています。

お袋様と二人旅

女房殿に送られて飛行機に乗った。
お袋様との初めての二人旅。
もちろん飛行機はお袋様にとっても初めてだ。
二人ともなぜか普段着に長靴ばきで、ああそうか雨が降っていたものと丸い窓から外を眺めれれば今では降っているやら止んだやらよくわからない。
機内をぐるりを見回すと見知った顔もちらほらいて皆同じ所へ行くのだなと安心したがよくよく考えてみると我々は一体どこへ行くのか目的地がとんと思い出せない。
かれこれもう乗り過ぎるほど乗ったろうにそろそろ着く頃かとお袋様を見やれば意外に落ち着いて目を閉じ椅子にとっぷりと身を預けている。
どうやら海の上を飛んでいるようで丸窓には光る波と小さな船が見てとれるが、ふむ、そろそろ着陸態勢かと椅子に座り直す。
「あれ、おかしいぞ」とつぶやく声が前方から聞こえたような気がして目を凝らすと、不思議なことにいつの間にかすぐ前に操縦席がある。
操縦士が操縦桿を握りしめ、一人でつぶやいている。
「おかしいぞ、おかしいぞ。高度が上がらない」
これは危ないぞとお袋様を揺り起こし、こういう時は頭を抱えて体を丸めるのだと教えるがお袋様は腰が痛くて丸められないと言うので、しようがないから二人して背中を椅子にしっかりと押しつけて両足を踏んり目を閉じた。
ずんずん高度を落として行く気配が依然としてするのでそっと薄目を開けて窓の外を見やると、機体は町の中に沈んで行き、おや、そのまま町の通りに入って行く。
どうしてこんな狭い通りに不時着するのか、映画では高速道路に着陸するんじゃないのか。翼はきっともう滅茶苦茶に違いないと目をやれば、なんと折りたたみの構造になっている。
もう駄目かと思ったのに、飛行機は町の狭い通りに『無事に』不時着をした。
先を争うように乗客が降りて、機内にはお袋様と私、通路を挟んで窓側の席に一人の老婦人の三人だけ。
他には誰もいない。
老婦人の肩を叩きながら降りましょうかと声をかけ、お袋様にも降りるよと声をかけて連れだって機体の外へ出た。
存外機体はきれいなままでお日さまの光を受けてピカピカ光っている。
あたりを見廻すとそこは見覚えのある通りでまさしく自分の住んでいた町の通りだ。
なあんだ、あんなに乗ったのに結局戻ってきたのか、お袋様行くよと声かけて歩き始めた。後ろから付いてくるお袋様を振り返り、ゆっくりでいいよと声をかけたがどうも歩き方がおかしい。
ははん、足元がゴム長だ。
通りを渡った角にポストが有ってその脇に赤いベンチがある。
そこでお袋様の靴を履き替えよう。
すぐにも腰をかけようとするお袋様を制してベンチの上をハンカチで拭う。
遠目には赤いベンチでもこうしてみると土埃で真っ白だ。
丁寧に拭いて腰をおろしてもらい長靴を脱がせる。
機内の椅子ポケットから持ってきたポリ袋を取り出し(このために持ってきたのだ)脱いだ長靴を入れ、お袋様の脇においたスーツケースの中にしまい、お袋様とまた歩き始めた。
随分歩いたようであたりの景色がまるで違いお袋様と二人路地の中に迷い込んでしまったようだ。
可愛いねえとお袋様の声がするので振り向くとお袋様は地面に横たわりその傍らには赤ん坊がいる。
こんなところにと思ったけれど、なぜかいつの間にか地面は地面ではなく床でありそこは路地ではなくどこかの家の中だ。
お袋様があやす赤ん坊の脇にはその父親と思しき男が毛布にくるまって眠りにつきそのすぐ頭の上、Πの字の横棒にあたる部分に男の子が寝ている。
あれどうしたんだろう、人のうちに入り込んじゃ駄目だよ、
お袋様起きてくれよと引き起こせば男の子もむくりと起きた。
坊や、出口はどこだろうと尋ねると男の子は私の手を取り部屋の障子を開けその家の玄関先のようなところへ案内した。
礼を言って玄関のたたきへ足を下ろそうとしたら、たたきには大きな半円形の穴が空いており、これはなんだと尋ねると温泉が出ているだと答える男の子。
そう言えば穴の縁から白い湯気のようなものがゆらめいている。
ここはどこを掘っても温泉が出ると父さんが言ってた。
男の子は口も開かずにそう言う。
そういえばさっきからこの子は口を開かぬなあと考えながらその穴に落ちぬよう気をつけてたたきの草履に足を乗せる。
草履は湯気で湿っていて、びしょっと・・・。

あらっ、父さん、ごめん。寝坊しちゃった。
もう7時だよ。ごめんごめん。

女房殿の慌てふためく朝の第一声。
どうやら久しぶりに一家そろって寝坊したらしい。
まあ家には無事にたどり着いたようだしお袋様も元気に起きてきた。
面白い夢だったなあ。

 

私が息子だ

先週末、女房殿は2泊3日の旅に出た。

したがって私とお袋様はお留守番。
良い子にしていてね、と言って出掛けたかどうかそれはともかく、女房殿はきっぱりと旅立ちしたのだ。
これ幸いと留守を狙ってやりたい放題といきたいところだが、お袋様のお世話をするという重要な役目がある。

3度の食事と10時と3時のおやつ、それに毎食後のお薬と、なによりお袋様は年初から少々足を痛めているので寝る前にはそのお手当をしなければならない。
となると当初から悪だくみなんぞ出来るわけがない。

行ってらっしゃいと玄関先で三つ指ついてお見送りして後、三つ指ついてお迎えするまでの3日間、お袋様と二人きりの楽しく苦しい辛い日々だった。

お袋様、食事をして薬を飲んで椅子に座ったままウトウト。
しまいには首をがっくり前に垂れて眠り込んでしまう。
それはいいのだ、気持ちよく眠れれば。
目が覚めたその後が大変だ。

目が覚めると、こちらを向いてにこっ。
うたたねが照れくさいらしい。

続いてこちらに向いていた顔をゆうっくりと左右に水平移動。
何かを探しているようだ。

「あれー?」そら来た。
「あの人どうしたの?」
「誰?あの人って」
「ほら、ここで一緒に食事していたでしょ」
「え、ボクと母さんの2人しか居ないよ」
「嘘でしょう。だって居たでしょう」
「誰がいたの?」
「お母さん」
「お母さんて、おばあちゃんのこと?」
「うん」
「おばあちゃんは、ほら、あそこに居るでしょ」と仏壇の上の写真を指差す。
考え込んで「そうだよねぇ・・・・じゃ、ここに居たのは誰?」
お盆は過ぎたので故人はおそらくお墓に帰っているはずだし・・・
「誰だろうね」
「・・・・」
「今日はずうっと2人きりだなあ」
消え入るような声で「そうだよねぇ・・・・」
「夢見たんだよ、きっと」
「そうかなあ」と腑に落ちない様子。
「そうだよね、夢か」と徐々に落ち着いた。

居眠りが怖いのだ。
ウトウトして目が覚めると現実と一緒になって混乱してしまう。
こういうのが一日に4、5回続く。
結構イライラしてきますが、しようがありません。

で、一工夫した。
食事のあとの母をそれとなく観察。

ウトウトしそうないなったところで
「母さん、ベッドで休みなさい」と、
やや強制的にベッドへ連行。

横になってしまえば子守唄なんか歌わなくてもすうっと眠ってくれました。
安心安心と本なんぞ読んだりガラクタ引っ張り出したりの1時間。

起きてきました、お袋様。
「私、眠ったのね」
「そ、結構ぐっすり眠っていたよ」
どうやら大成功のようだ、混乱していない。

お目ざでも食べるかといただき物の桃を出すと、大ぶりの1個をぺろりと平らげました。
で、「さっき、私眠ってたよね」
「うん、寝てたよ」
「あれ、私はどこの家で寝せてもらってたの?」
「%&$#?¥!・・・」
うーん、失敗でしたw 

女房殿は偉い。
お袋様とこんな会話を毎日しているのであります。
女房殿は素晴らしい!
早く帰ってきてくれ(泣)と祈った3日間でありました。

最終日、お袋様は玄関先の椅子で1時間も女房殿の帰宅を待っておりました。
女房殿が帰宅して涙を流して喜んだあと、お袋様は私に向かってこう言いました。

「私の息子はいつ帰ってくるの?」

私があなたの息子ですよ~~~~~~。