何が始まるんですかね

丸の内中央の改札口を出たら、警備の人や、大勢の人が広場を囲んでいたので、なんだなんだと早速首を突っ込んだ。
どなたかいらっしゃるんですかね、その辺の人に聞いたけど、誰も分からん。
さあ、なんなんですかねえ、偉い方がいらっしゃるんじゃないでしょうか、と皆さんよく分からずに足を止めている。
外交ナンバーの公用車が数台、傍に止めてあり、クルマには何やら派手な国旗らしきものが見て取れる。
あれはどこの国旗ですかねと、先ほど尋ねた人と違う人に聞いてみると、ベナンだという。
ベナン共和国ってどこなんですかと、逆に問われて、さあ、南太平洋の島国じゃないですかと答えたが、後で調べたらこれはまるっきり外れ。
警備の人が、写真の撮影をなさる方はフラッシュを焚かないでください、馬が驚きますから。
ひょっとすると馬車が来るんですかと、ベナンを教えてくれたご老人に尋ねると、信任状を頂きに行くときに車か馬車か選べるらしいですよ、ベナンの大使のようですと回答が返ってきた。
そのうち、皇居の方面が少し騒がしくなって、護衛の人が馬で先導し馬車二輌がやってきた。
馬車は丸の内中央口に付けられ、どうも、そこからは電車で帰るのかどうか、最後までは見届けられなかった。
ただ、馬車から降り立った何名かの方は、どう見ても南太平洋の島国の方ではないようで、褐色の大きな体にまとっていた原色の民族衣装は、アフリカのもののようであった。
いずれにせよ、珍しいものを見せてもらいました。

旅は道連れワンカップ、ミックスナッツに貝柱

旅の道連れ新幹線なんぞに乗っていると旅情というものがひとつも感じられません。

飛行機はちと違います。あれは、乗るまでが長い。飛行機の席に腰を落ち着けるまで、ご存知の通り長い時間待つのであります。
その待ち時間の間に、窓の外に見える機体に、なんだよプロペラかよとか、ちょっと古そうだなとか、もしかして落っこちたら、なんてことが頭を過ぎるのです。ま、一種の興奮状態というのかもしれませんね。しかしそう思いながらも、これから訪ねる先のことを思うのであります。まあ、これも旅情というのでしょうかねえ。

しかし、なんといっても旅情というは、列車の旅(新幹線除く)や船の旅が一番でしょう。
時間をかけてゆっくりゆっくり目的地に近づく。車窓や船窓から見える景色が少しずつ変化を見せていきます。窓を流れていく景色の中に、風や風の匂い、そこに住む人たちの生活までも、そこはかとなく感じ取ることが出来ます。

まあ小生に船旅は高嶺の花。
列車の旅は、時間とほんのちょっとへそくりを使えば行かれない事はありません。
目的地が遠距離になればなるほど、飛行機より高い。そういう意味では贅沢な旅です。

思えばけっこう乗りました♪

旅の手帳

旅に出ました。
それも列車の旅です。

出ましたといっても、出たのは2月の半ば。
ちょいとした野暮用が、なんとまあ都合よく九州は鹿児島に出来たのでした。
これはもう放っておくことはできません。

だって念願の鉄道による九州一周ができる絶好の口実が出来たのですから。

一日目の夜、まずは当地から東京へ。
でもって、東京からは寝台特急サンライズ瀬戸で岡山へ向かうのでした。

サンライズには一度痛い目にあっています。
高松に向かうのに意気洋々と乗車したのはよかったのですが、なんとまあ折悪しく豪雨にめぐり合うことになります。深夜を過ぎてもなかなか関東圏を脱出できず、たっぷり止まってちょびっと進むの繰り返し。目的地までは時間に間に合いそうも無いので、後ろ髪を引かれながら泣く泣く京都で下車。新幹線に乗り換えたのでした。

こんどはかような事もなく、列車はことんことんスイスイと進みます。
岡山乗換えでしたから、完乗というわけには行きませんでしたが、あとわずかに残った高松までは次の機会に乗りつぶしましょう。それとも、同じサンライズで出雲へ行くのが先かもしれませんね。

ともあれ定刻には岡山到着。
岡山からは新幹線みずほに乗り換えるとあっという間の、KAGOSHIMAAAAAAAAA!