密かな誓い

C_ba  さるお方の会社がテレビで紹介された。
この不況で就職が大変に厳しいこの春、あえて新卒のA君を迎えたこの会社の秘密とは。
というのは大げさですが、さるお方はインタビューでおっしゃるのです。
「毎年採用を続けることが企業の成長の手段です」
う~む、耳が痛い。
その意味においては、わが社は現在成長を止めております^^;;
番組の半ばで、私が所属する団体の合同入社式の様子が流れました。
そこには、現在成長中の企業のトップがズラリ。
来年度は頑張んなきゃ、心密かに誓うのであります。

間尺不合

文句をひとつ。

1か月前ほど会社に大判の封書で郵便が届いた。
○○電力からで『「太陽光発電の新たな買取制度」にともなう電気供給条件の変更について』という文書。
そのまま転載する。

このたび、弊社では平成2241日より電気供給条件[]に「太陽光発電の新たな買取制度」に関する規定を追加することといたしました。
 
「太陽光発電の新たな買取制度」とは、平成218月に施行された「エネルギー供給構造高度化法等」にもとづき、エネルギー源の多様化に加えて、地球温暖化対策や経済発展に寄与する施策として国が導入した制度であり、太陽光発電システムで作られた電気のうち、自家消費後の余った電気を国が定める価格で一般電気事業者が買い取るとともに、電気をお使いの皆様全員で買い取り費用を負担することで「低炭素社会の実現」を目指すものです。

う~む、つまり、屋根の上に例のパネルを乗せている人たちがそれで発電して余った電気を現在は電力会社に「売電」しているわけだが、そのツケを回しますからパネルつけてない人は払ってくださいねということ?
あのパネルいったい幾らぐらいするんでしょうね。
というより、マッチ棒の上に屋根が乗っているような築30年の我が家にはちと無理ですね(^^;;
同時期に建てたご近所の屋根にも、いくら目を凝らしても見当たりませんから。
かといって新しい家を今更建てる気も無いし、実はお金が無いし(^^;; 
ということは、ビンボーな人や、やっとローンを払い終わって年金生活に入る人は、負担が増えるわけだ。なんか間尺に合わないような気がするのは私だけですかね。
もっとも、最近は間尺に合わないことだらけでございますが。

桜はまだか

昨日は定例の上京。
玄関を出ると冷たい雨。
向かいのお宅の屋根が白くなっている。

駅近くの駐車場にクルマを入れる頃にはみぞれになっていて、どうやら東京で花見をするという目論見は外れそうな公算が強い。
新幹線は思いのほか乗客が多く、次の駅で隣席も埋まった。
春休みやら転勤やら、桜の時期はそういう時期だ。
持参した新聞の紙面を一嘗めしてから寝足りなかった分を取り戻すべく目をつぶる。
大宮駅を出るところで目が覚めた。
月に何度も同じルーチンをこなすと目の覚まし所が自然と身に付いているのが不思議だ。

大宮から東京駅までの車窓を眺め、サクラ、桜、桜は咲いているかと目を凝らすと、ところどころに申し訳程度の花を見つけることができたが、大半はつぼみのようだ。
昨年の同じ頃はどうだったろう、満開の花を見たような覚えがあるが、あれは4月に入っての上京の時だったろうか。

地下鉄で二駅ばかりのいつもの駅で下車すると、駅の構内が花盛り。どこぞのマンモス大学の卒業式らしい。
着物姿やはかまを身に付けた女性の姿がひしめいている。
アナウンスでは「○○大学の卒業式にご出席の方は○番出口をご利用ください」。
あれ? ○道館はこちらの出口の方が近いのに、どうしてあちら?
通勤時間帯で大混雑になるから空いている出口に回しているのかもしれない。

長い長いエレベーターを乗り継いで地上へ出ると冷たい雨。
そうか、地下があんなに混んでいるのはお天気のせいか。
せっかくの晴着を濡らしたくないもの。

お濠端の桜は赤いつぼみを沢山つけて雨に打たれている。
枝の先の方で咲いた花にも雨滴が沢山付いて下を向いている。

そうだ、昨年の満開の桜は4月だったかもしれない。
あの時は某帝国大学の入学式があって、この坂でこの桜の下で記念写真を撮っている親子が沢山いた。
この雨にもかかわらず千○が淵の遊歩道へ足を踏み入れる人の数もいつもより多い。
みんな桜の花が咲くのを心待ちにしているんだなあ。

会社で仕事をしながら窓越しに外を眺める。
通りを歩く人は皆傘をさしていてどうやら一日雨は止みそうにない。
花見は次回に預けて、あまりうれしくない数字と一日付きあった。
来期こそきっと花を咲かせなくてはと心に念じながら。

並!

Sukiya 今日のお昼は「すき家」で『並』。
豪華にたまごセットを付けて380円也。

カウンターで隣に座った人がやたらせわしい。

お茶碗に箸の当る音がチャカチャカチャカ。
自分より後に食べ始めて、
食べ終わりは自分より早い。
そういえば、お客さんの回転が異様に早い。
おそるべし「すき家」。

写真撮らなかったので(そんな雰囲気でもなかったので)
いちおう、コピぺしておく。

嗚呼、布哇

さて、さるお方が訪れていた「ハワイ」を、漢字で『布哇』と書いた時代。

さかのぼること明治30年ごろ、18世紀後半のこと。
布哇へ向けて日本から多くの人々が旅立った。
移民だ。

明治39年出版の横山源之助著「海外活動之日本人」。
その本の一部に、当時の布哇の様子が載っている。

その本の布哇諸島という章の第一節は
「南太平洋の新日本」と題し、
そこにはわざわざ傍点を打ったこんな文章がある。
 

あゝ布哇群島は、第二の日本社會である。新日本である。
布哇群島を●るすのは、即ち第二の我國を●るすのである。


当時のハワイにいかに日本人が多かったかが、
これだけでもよくわかる。

布哇に移民した日本人の多くは葡萄牙人監督のもと
(ポルトガルの人が多かったとこの本には有る)
甘蔗(さとうきび)や珈琲園の労働に付いた。
粗末な作業小屋に住まいし賃金は一ヶ月10弗~20弗。

こういった人たちを相手にする商売を始めた日本人も
多かったらしい。

「米国布哇渡航問答」という本に当時の物価が記されている。

白米(日本米)    百斤     五弗以上

小麦          百斤     貮弗内外

砂糖          一斤     四仙内外

堅魚節         一斤     三十五仙

番茶           一斤      十五仙

醤油           一樽      貮弗五十仙

日本酒         一樽      拾貮弗五十仙

ビール          一樽      拾四弗

浴衣地         一反       一弗

金巾           一ヤール   十仙

缶詰           一個      十五仙より二十五仙

野菜           一把      五仙

魚類           少許      二十五仙

牛肉           一斤      五十仙

家賃           一軒      五弗以上

               一室      貮弗以上

診察料       日本醫       壱弗

薬價         一日分      七十五仙

宿泊料       一日西洋宿   壱弗以上

             日本宿      四拾仙以上

車賃        鐵道馬車      五仙より二十五仙

理髪        西洋人        壱弗

           日本人        貮拾仙

女髪結                   十五仙以上

入浴料        特別        貮拾五仙

             混浴        貮仙

郵便受箱      一ヶ月       五十仙

 

これを見ると、郵便局、公衆浴場、理美容店、ホテル、
薬局、医者、食料品店など様々な商売があったようだ。
前述の「海外活動之日本人」によれば
ホノルルやヒロなどには日本人相手の劇場もあり、
たいそうな賑わいを見せたらしい。

一度は日本へ帰り
布哇戻りといわれたや
いやなホレホレ、カライをやめて
つれてゆきやれホノルヽへ


有名なホレホレ節の一節だが、望郷の思いを込めて
日本人移民は汗を流していたのだ。

Nikkei  明治30年から35年にかけて6万人近い人が、
9日間の船旅を経て布哇へ渡り、
そのうちどれくらいの人が日本に戻れたのだろう。
きっと多くが布哇に子孫を残し布哇の土となったのかもしれない。


そういう意味で、
ああ、布哇に行ってみたい。
さるお方のカバン持ちでもいいから付いて行きたかった(^^;;

火遊び

Montecrist_regata  女房の留守に火遊びをした。
ついこの前、入手したモンクリのレガータ。新作だ。

吸い口を慎重にカットして、丁寧に火を付ける。
口中に人体有害物質を吸い込み、唇の間からそっと押し出してやると、紫煙がふんわり漂う。
部屋中に香りが広がって・・・1時間ばかり。
2/3ほど吸い切っておしまいにした。
灰皿には3センチほどの灰が2本残る。

しばらくして、女房が帰宅した。
「なに、これ! 煙い!」
途端にとげのある声が家中に響いた。
今度から家の中で吸うのは金輪際やめようと、思う。

いちおう載せておく。 

無句読点

昨夕、twitterで遊んだ。
140文字、句読点無しで文章作成。
なかなか面白かったゼ。
いちおう載せておく。

 

  • 18:23  ディスプレイから顔を上げると外はもうとっぷりと日が暮れていたので家に帰りたい気持が突然募ってきてポケットをまさぐり携帯をとりだして画面を見ると妻からのメールが一件入っていてポチりと開けてみると今日何時帰るという内容だったから催促されたようで帰りたく無くなったのはへそまがりだろうか
  • 18:26  もう少しやっつけようと乱雑になったデスクの上の書類を整理しながらああこんな時にコーヒーでもどうですかなんて言ってくれる人がいればうれしいのだが生憎オフィスに人はいなくてましてやお姉さま方もお帰りになった後なのでこれは自分でいれるしかないかと湯沸し室に行ったらポットのお湯は空だった
  • 18:29  しようがないのでじゃあ煙草でもつけようかとポケットの中からくたびれたキャビンマイルドの箱を取り出しふたを開けると中に煙草は1本だけでこれを吸ってしまうとあとは帰宅途中のコンビニで買うまで吸えないのだから我慢したらという声が頭の中でしたような気もしたが結局吸うことにして口にくわえた
  • 18:39  煙草を吸いながら胸ポケットのiphoneを取り出しtwitterのアプリを開いたら@takao50から140文字で遊んでないで帰ってくださいというコメントが入っていたので頬の中の煙をぷっと吹き出して笑ってしまうところでしようがないからもう一服吸ってから灰皿に煙草を揉み消し戻った
  • 18:45  お先失礼しますお先失礼しますと先ほどから声をかけていく奴が何人か続くがどうですか焼鳥で一杯いかがですかとかそろそろおでんの季節も終わるのでやりませんかとかいう奴は一人もいないのはどういうことかと一人ごちながらまあこんな年寄りと一杯やっても面白いはずはないわいなと一人で結論づける
  • 18:51  春風が思いっきり強く吹いていてまだ鍵の掛けていない事務所のドアがふわりふわり開きかかるのだがもうこの時間になったら納品やら借金取りやら表れそうもないからそろそろ鍵でも閉めようかと立ちあがったら事務所の隅で煎餅を食うポリポリバリバリという音がするので驚いてしまい電卓が音たてて落ちた
  • 18:56  事務所の隅のパソコンの陰で煎餅を食っていたのはTという奴で先週出張に出かけた社員のみやげを腹がすいたからポリポリ齧っていたのだそうでびっくりさせるなよと言ったらこちらこそびっくりしましたよ電卓大丈夫ですかというから拾い上げてキーを叩いてみたら無事生きていてタイ製は強いなあと思った

燻らす

Ring  日曜の午後。
秘蔵のハバナものを引っ張り出した。
手のひらで転がし、香りをかいだ。
吸い口をカットし、入念に火をつける。

プハー。

あたりが煙に包まれる。
・・・・・・・
女房に煙い!といって叱られた。

いちおう載せておく。