先週金曜日のこと。
職場の親睦会がまちなかの居酒屋さんで6時30分から開催されました。
5時の終業のチャイムとともに次々と社員さんが退出していきます。
じゃあおさきにと、ボクも職場を後にいったん帰宅します。
家に入ると出迎えた女房殿がしかめつらでお出迎え。
「また?」
「ちょっとこんがらかって」
金曜日はお袋さまのデイ・ケアの日です。
お袋さまの頭の中は、この日は決まってカオス状態。
「どうしたの?」
「あのね、あっちの家に帰らないと」
(…またきたよ…)
「休みの日に連れて行くからここでゆっくりしてってよ」
「でも、ずーっとここにお世話になりっぱなしでしょ。
今日は帰らないと」
「お願いだよ。
ゆっくりしてってよ」
「だって、向こうのTちゃんも心配してると思うの」
(Tちゃんというのはボクの女房殿のこと)
「なに言ってんだよ、
この人がTちゃんでしょう」
(お袋さまはおどろいた顔で…)
「あら、この人もTちゃんなの。
おんなじ名前なんだね」
「そうでしょう、この人がTちゃんなんだから」
(自分でもこんがらかってきます)
「あのねえ、この人はボクのお嫁さん!」
「あら、結婚してんの」
「そうだよ」
「いやだこと、初めて聞いたわ」
(なにがなんだかわかりません)
「じゃあどうしたの、あっちの人とは?」
「ん?
誰?」
「あっちのTちゃんに決まってるでしょう」
(?????)
「だーかーらー、」
(この辺から声が大きくなってきます)
「だーかーらー、あっちは無いの!
こっちだけ!」
(ここで女房殿参入。
いいから出かけなよと腕でサインを送っています。
お袋さま首をかしげながら)
「わかんないなあ。
あんたはこの人と一緒になったんでしょう?
だったら、あっちの人とはっきりさせなきゃいけないでしょう」
(?????)
「あっちの人ときちんと別れて来いって言ってンの?」
(もう、こっちもおかしくなっています)
「そうに決まってるでしょう」
(ここで女房殿ふたたびサイン。
今、出ないと親睦会に間に合いません)
「わかった。
じゃ、話をつけてくるから」
「あたりまえでしょう。
ちゃんとしないでそんな馬鹿な話しないでしょう」
「はい、わかりました。
申し訳ありませんでした」
「ったく、お酒を飲みに行ってる場合じゃないでしょう」
途中で話がこんがらかって、
あっちの家にボクの女房殿がいるにもかかわらず、
こっちのひとと結婚するなんてとんでもない。
きちんと話をつけて一緒になりなさい。
ということになってしまいました。
しまいにはお袋さまに
申し訳ないと頭まで下げる結果と相成りました。
ああ、ややこしい。
あらあら随分るすになさっていましたこと。
ほのぼのとした風景が浮かんできます。
はっきりさせるべきだと私も思います…あっちのかたと・・・
どうもです!
ただいま帰りました(^^;;
あっちのほうとは切れたんですがね。
でもねぇ、どっちも女房ですから(^^;;